ooiu通信 

哲学科出身マネー・ライターが考えたこと

東京42.195km 自由通り

 

 

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いつ恋バス停ロケ地 梅丘-世田谷通り間

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 いつ恋坂道 大田区東雪谷

ウィキペティアによると「東京都道426号上馬奥沢線」というのが正式名称らしいですが、今日は自由通りを走りました。

自由通りは東急世田谷線松陰神社近くの世田谷通りの角にカクヤスがあるところから南に伸びる、それほど大きくもない都道ですが、そのまま南下すると東急田園都市線の駒沢学園前、東急東横線大井町線の自由が丘、さらに東急目黒線の奥沢から田園調布の北側を走って、最後は中原街道東急池上線雪谷大塚にぶつかって終わります。まさに東急線全線を南北に縦断しており、世田谷・目黒・大田区の「東急王国」をざざっと概観できる通りです。

 

この通りを意識するようになったのは、最低視聴率を記録した今年1月~3月のフジテレビの月9「いつかこの恋を思い出して泣いてしまう」(略「いつ恋」)に年甲斐もなくはまってしまったから。本当に年甲斐もないですが、同じ兵庫県出身の有村架純さんのファンだったこともあって、ドラマのロケ地巡り(きも!!)も兼ねて走りました。

ドラマでよく使われるバス停の場面をネットで調べると、うちからも近い、小田急梅丘駅南の国士館大学のそばだったことがわかり、そこは日頃からジョギングコースにしていたので、「へぇ!」とその後も何度もその場所は走っています。

だったら、そこからドラマの主人公たちが住んでいる設定になっていた雪谷大塚まで走ろうということで1度走りましたが、やはりドラマでよく出てくる武蔵小杉の高層ビルが遠望できる坂道や新幹線沿いの坂道には行けず仕舞いだったこともあり、また走ることにしました。

 

梅丘(こちらには駒沢公園通り)から東急世田谷線世田谷駅横の踏み切りを渡り、松陰神社駅南側の商店街を超えて1本目から自由通りがスタート。

上馬を通って走るとあっという間に246の駒沢大学前の交差点に到着。道自体が狭いこともあって、あまりジョギング向きの歩道ではありませんが、246までは人通りもそれほどではなくすぐに着きます。

そこから246を渡ったあたりは、おしゃれなカフェもあり、その先はジョギングファンで賑わう駒沢公園を左に、東京医療センターを右に見ながら、駒沢通りを越えます。

ここからは目黒区に入ります。

目黒区=坂の多い区というのが私のイメージで、「東京は海側に向かって三つの山と谷がある」といつも実感していますが、ここからはまず下り、八雲の交差点で上って、そこからまた下り、さらに目黒通りとの交差点・中根に向かってまた昇りと二度ほど山と谷があります。

目黒通りを越えるとそこからはとても走りづらい、車の往来の激しい歩道のない下り坂が続き、その向こうに自由が丘が見えてきます。

そう「自由が丘は丘といっておきながら、谷にある」というのが自由が丘を通ったときの実感です。逆に、自由が丘を超えて奥沢に向かうところは上り坂になって、奥沢は沢なのに自由が丘から昇らないといけません。

このあたりは区境も入り組んでいて、自由が丘は目黒ですが、奥沢はまた世田谷に戻ります。

ということで、帰りは自由が丘の繁華街をたらたら歩きながら急速しましたが、本当に自由が丘は賑わっています。北側になんかイタリアのベニスを模したショッピングコートのようなところ(LA・VITA というそう)があって、南も北も若いカップルなんかでいっぱいで、人気が高いスポットです。

 

行きはこのあたりはあっという間で、奥沢を超えて、東玉川の五差路を越えると、あとは車の通りも少なくなり、歩道はないものの、かなり平坦な道をどんどん走ると、もうそこは中原街道。「いつ恋」の舞台になった雪谷大塚駅です。

 

駅南側は商店街が2つの分かれていますが、坂道は東雪谷のほうにある、と情報を仕入れてきたので東に。商店街が途切れて坂道を下る感じで呑川をわたると石川台の商店街などを横切ると、そこから、急激な絶壁のような見事な坂が。

そこを上ると、ありました! 「いつ恋」の坂道!(あとでよく見たらこの坂道ではなかったようですが、まぁ、武蔵小杉の高層ビルが遠くに見えるのでその雰囲気を満喫しました。

この坂はまた来たいと思いました

その後新幹線のあるところまで権現坂という坂を下りて、御嶽山駅までロケ地を探しましたが見つからず。断念して帰りました。

ということで帰りは自由が丘をまったりとそぞろ歩きして、駒沢公園の中を通って、帰りました。

 

世田谷、目黒、また世田谷、すぐに大田区。電車で大田区というと、世田谷区の人間には「はるか遠いかなた」という感じですが、直線距離でいうと10数キロで実は、隣接しているのには「なんとも」といった感じです。